部分入れ歯をお作りするとき、どの歯を残し、どの歯は抜かなければならないかというのは重要な問題です。
もちろん、できるだけ抜かずに残すことが望ましいのですが、それにこだわりすぎるとかえって良くない結果になってしまう事もありますから要注意です。
かといって、ぐらぐらしている歯はみんな抜いてしまうのかといえば、そうではありません。
とくに適合、設計の良くない部分入れ歯をはめていたり、かみ合わせで歯が激突しているときには、そのことを取り除いてやることが大切です。
歯周病は細菌感染によって引き起こされますが、歯がぐらぐらするとき、歯に過剰な力がかかっています。
また、細菌が増殖しやすいような不良な補綴物も、取り除いてやることも必要です。

福岡市博多区中洲の歯科医院ノナカデンタルクリニックの院長、野中紀宏です。

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